立木茂雄研究室版 計量尺度パッケージ

このページでは、立木茂雄研究室で開発してきたFACESKG以外の尺度を紹介します。


夫婦・家族関係用社会的望ましさ尺度


Edmond's Marital Conventionalization Scaleを参考にして日本語化した夫婦・家族関係に関する社会的望ましさバイアス測定尺度。FACESKG初版には尺度中に含まれていた。

参考文献

Edmonds, V. H.(1967). Marital conventionalization: Definition and Measurement. Journal of Marriage and the Family, 29, 681-688.


立木ゼミ版無気力傾向測定尺度(Student Apathy Measure at Kwansei Gakuin, SAMKG)


一般中学生の中学生・高校生の無気力傾向を測定するための尺度。曽田邦子・高瀬さおり・中安裕子の1991年度卒業論文(第1回安田賞受賞作)調査で開発され、1992年度栗本かおり・下岡加代子の卒業論文で追試された。

参考文献

曽田邦子・高瀬さおり・中安裕子(1992). 「家族システムの視点からみた中学生の無気力と家族関係:オルソン円環モデルに準拠して」『関西学院大学社会学部紀要』, 66、159ー164.

立木茂雄・栗本かおり(1994).「青少年における自我同一性の発達及びその拡散現象としてのアパシー傾向に対する家族システムの影響:共分散構造分析によるクローテイヴアントとオルソンのモデルの比較検討」、『青少年問題研究』、43、1-30.


立木ゼミ版自我同一性地位尺度(Ego Identity Scale at Kwansei Gakuin)

1992年度栗本かおり・下岡加代子の卒業論文で開発された。Marshのモデルに基づいて自我同一性地位を「達成」対「拡散」の一次元上で測定する。

参考文献

Erikson, E.H. (1968). Identity: Youth and crisis. NY: Norton (岩瀬庸理訳『アイデンティティ−青年と危機』北望社、1969).

遠藤辰雄編(1981). 『アイデンティティの心理学』ナカニシヤ出版.

平野潔・宮下一博(1981). Rasmussenの自我同一性尺度の検討(I), (II). 中国四国心理学会論文集, 14, 48-49.

Marcia, J. E. (1966). Development and validation of ego identity status. Journal of Personality and Social Psychology, 3, 551-558.

Rasmussen, J.E. (1961). An experimental approach to the concept of ego identity as related to character disorder. Dissertation Abstracts International, 22(5-A), 1911-1912.

立木茂雄・栗本かおり(1994).「青少年における自我同一性の発達及びその拡散現象としてのアパシー傾向に対する家族システムの影響:共分散構造分析によるクローテイヴアントとオルソンのモデルの比較検討」、『青少年問題研究』、43、1-30.


心的外傷ストレスへの対処スタイル(BASIC-Ph)測定尺度

イスラエルのラハドとコーヘンのBASIC-Phモデルにもとづき、ストレスに対する対処のスタイルをBelief, Affect, Social, Imagination, Cognition, Physicalの6次元から測定する。初版は、1995年暮れに実施した震災ストレスに対する家族の対処調査の際に作られた(野口・坪倉・谷口・立木、1996)。その改訂版として1997年度卒業論文調査として西 由布子・山内 はるひが改訂した。

参考文献

Lahad, M., & Cohen, A.(1989). BASIC-Ph: The study of coping resources. In M. Lahad (Ed.) Community Stress Prevention, Vol. 2. Kiryat Shmona, Israel: Center For Emergency.

野口啓示・坪倉裕子・谷口泰史・立木茂雄(1997).「震災ストレスとエコロジカルモデル:構造方程式モデルによる震災ストレスとコーピングの検討」関西学院大学社会学部紀要、76, 101-115.

西 由布子・山内 はるひ(1998).「ストレスへの対処スタイルに関する研究−BASIC-Ph理論に基づいて−」

立木茂雄(1997).家族を中心としたエコロジカル・モデルにもとづく震災ストレスとその対処に関する計量的研究(旭硝子財団1996年度助成研究成果報告書96D-C02-P117)

Tatsuki, S.(1997). Family centered eco-system model of traumatic stress and coping: Structural equation modelling and theirclinical/policy implications(第13回国際心的外傷ストレス学会報告1997年11月8日、カナダ・モントリオール市クイーン・エリザ
ベスホテル)

立木茂雄(1999).「震災ストレスと家族システムの対処に関する計量的研究」『阪神大震災と社会学』